厚生年金加入逃れ 悪質事業所 基準策定へ
昨日から関東では大雪になりましたね。
ここ長野県岡谷市でも、今季初めての大雪になりました。
やっと長野の冬らしくなりました。これからが冬本番ですかね。
寒いのは嫌なので、いまから春が待ち遠しいです
■「厚生年金加入逃れ 悪質事業所 基準策定へ」
仕事帰り、ホットコーヒーを買いにセブンイレブンへ。
この時間ではめずらしく、今朝のまだ売ってました。
職業柄でしょうか、当目から読売新聞の一面が見えました。
「厚生年金加入逃れ 悪質事業所 基準策定へ」
「厚労省 刑事告発も視野」
興味がありましたので、即購入。
要点としましては、
厚労省と年金機構は、保険料を払いたくないなどの理由で厚生年金への加入を逃れている悪質な事業主について、刑事告発するかどうかを判断するための新たな基準を策定する方針を固め、すでに警察庁との基準作りに向けた協議をはじめた、とのことです。
刑事告発対象の「悪質性」という文言は範囲不明確であいまいであるため、一定の基準等がないと判断者によって運用が異なってしまうため、それを防止するための一定の判断基準を作る、ということです。
■2015年4月からの半年で4万事業所を厚生年金に加入させる
新聞の第3面にも特集記事がありました。
「日本年金機構は、2015年4月からの半年で4万事業所を厚生年金へ加入させた」
すごいですね。この勢いはさらに続くと予想されます。
■国民年金と厚生年金では将来の年金額に大きく差が出る
平成27年度の老齢基礎年金の年額はMax780,100円です。
月額にしますと、6万5千円ほど。
高齢になり、年金が支給されることはとてもありがたいです。
もっとも、月に6万5千円でどれほどの生活ができるのでしょうか?
今の自分ではなく、65歳になった時の自分を想像してみてください。
今より体が動かなくなっているでしょう。
今より目が見えにくくなっているでしょう。
今より体力が衰えているでしょう。
蓄えがあり、収入もあるならばなんとかやっていけると思いますが、収入減が年金一本だとすると、少し厳しい気がします。
こんな時、少しでも上乗せになるのが厚生年金です。労働者にとってはありがたい制度なのです。
■厚生年金未加入事業所への加入指導促進の序章
近年、日本年金事務所は厚生年金未加入事業者への加入指導を強化しております。
もっとも、今はまだその序章段階だと思います。
今後はさらに活発になることが予想されます。
第二章がどのように進んでいくのか、注視する必要がありますね。
■厚生年金未加入対策の無料相談を行っております
当事務所では、今後厚生年金へ加入しようと考えている事業所様向けに無料相談を行っております。
基本的に相談内容は、会社の概要をお聞きして、厚生年金加入により社会保険料がいくら発生するのかを試算致します。
この数字を見て頂き、今後の社会保険加入に向けての一つの材料としていただければと思います。
社会保険労務士新井事務所
所長 新井英孝
(活動範囲)
長野県岡谷市・下諏訪町・諏訪市・茅野市・富士見町・塩尻市・辰野町・箕輪町
その他

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