給食を残しても叱らないで下さいね!~先日聴いた小児科の先生のお話~

日常の業務とは全く関係のないお話。

内容は、「子供がご飯を残しても叱らないで!」です。

先月、家族で山梨までとある講演会を聴きに行ってきました。
テーマは小さい子供の子育てについて。
子供が小さいうちに大事なこと、やっておくとよいことなど約2時間弱貴重なお話を聴いてきました。
娘は併設されている託児へ預け、会場へは妻と二人で。

話の中で印象に残っていることの一つに、「子供がご飯を残しても叱らないで!」がありました。

紹介された事例の概略は、

小学校の給食の時間、出された給食を全部食べるまで先生が許さない

生徒が全部食べ終わるまで、いすに座らせておく(見たことのある光景ですね汗)

無理矢理完食させる

その後、給食の時間になると、生徒は「完食しなければならない」というプレッシャーを
感じ、出された給食を食べられなくなる

給食に限らず、食べることがプレッシャーになり、拒食症を発生する

と言ったものでした。

確かに、給食を残すことはもったいないからダメという指導は、自分が小さな時からあった気がします。
幸い、自分は大食いだったので給食を残すことはありませんでしたが、必ずしも皆が給食を食べきれるわけではありません。小食の子供さんもいることでしょう。
人それぞれ、いろんな子供がいることを理解した上で、学校の先生方には給食を残したとしてもきつく叱らないであげて頂きたいと思います。

先日、信濃毎日の記事で、とある小学校の給食の時間に給食を残した生徒の口のなかに先生がおかずを押し入れたというものがありました。おかずを押し込まれた生徒は吐いてしまい、その片付けもさせられたと記事には書かれていました。

私はとても悲しくなりました。小児科の先生のお話を聴いていたのでなおさらです。
その小学生の一生の傷にならなければいいなと思います。

長野県岡谷市・下諏訪町・諏訪市・茅野市・塩尻市・松本市ほか
社会保険労務士・行政書士新井事務所
所長 新井英孝

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