障害年金の審査、「障害年金センター(仮称)」に一元化
長野県岡谷市は、現在雨が降っています。
今日は朝からずっと雨です。この時期雪ではないのが不思議ですね。
いつもより暖かく、ありがたいです。
ただ、この雨でせっかく厚さ7センチになった諏訪湖の氷は解けてしまうのでしょうね。
■障害年金の審査機関の一元化
27日の信濃毎日に、障害年金の審査機関の一元化という記事が出ていました。
この記事によりますと、
「日本年金機構は、新しい組織「障害年金センター(仮称)」を東京都内に設け、都道府県単位で行っていた審査を来年4月から一元化する方針をきめた」
ようです。
現在、障害厚生年金請求については日本年金機構本部(都内)で審査が行われ、障害基礎年金請求については各都道府県の事務センターにて審査が行われています。
昨年、障害基礎年金の審査について、各都道府県により格差がでているということが話題になりました。
地域による格差を解消する目的で、このような組織を新たに設けるのだと思います。
■障害年金審査機関一元化により懸念されること
障害基礎年金の請求に対する審査を、新たに設ける「障害年金センター(仮称)」に一元化することによりまず心配になるのは、
・審査期間の長期化
です。
現在、障害基礎年金の請求に関しては、大体3カ月~くらいで決定がでるとされています。
これが、審査機関の一元化により、全国から障害基礎年金の請求書が集まって審査件数が増加するため、決定がでるまで時間がかかるのではないかと心配です。
この点については、審査をする人を増員する等で対処するのでしょうか。
障害厚生年金の請求については、現在半年~といわれていますので、障害基礎年金の請求についても同じような審査期間になると考えた方がよさそうですね。
いずれにしても、制度・体制の変革期は始まってみなければわからないことが多いので、どんな体制になったとしても対応できるように今から準備しておきたいです。
社会保険労務士新井事務所
所長 新井英孝
(活動地域)
長野県岡谷市・下諏訪町・諏訪市・茅野市・原村・富士見町・塩尻市・松本市・辰野町・箕輪町その他
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